建築鉄骨は建築物の骨組にあたる非常に重要なものです。
建築鉄骨の各部分の納まり、接合部の詳細、加工に必要な寸法などの情報を明確に表した図面が「鉄骨施工図」です。
顧客の要求に応えることはもちろん、その後その鉄骨施工図を用いて仕事をする後工程にも配慮した図面に仕上げる必要があります。
顧客、後工程、施工者に配慮の行き届いたわかりやすい図面であれば、その後の製作や建方も格段にスムーズになります。
鉄骨工事の中心とも言える図面が鉄骨施工図であり、配慮の行き届いた施工図は全体の施工進捗にも好影響を与えます。
弊社の受注物件は主に都心部の高層・超高層ビルです。
少人数で運営している企業が多い業界ですが、少ない人数ではなかなかまとめることが難しい規模の物件です。
そこで、建築設計HaLでは、一つの物件に3~6人の「プロジェクトチーム」を組んでいます。
豊富な経験を持つチームリーダーが核となり、正確でわかりやすい図面をスピーディーにまとめます。
大規模物件は鉄骨を製作する会社を数社にわけることがほとんどですが、同じ建物を細かく区切って図面を作成すると、大きなロスが発生してしまいます。
弊社では、現場打合せからトータルで請け負い、複数の製作会社分の図面も一括してまとめることが可能です。
バラバラな状態ではわからなかった不整合や無駄が見つかる事もあり、より合理的に作図を進めることにつながっていきます。