弊社で図面作成に使用しているKAPシステムは、鉄骨構造物専用のCAD/CAMシステム(※)です。
複雑な鉄骨加工も 3000種を超える加工マクロを駆使し、数万トン級の大型物件についても迅速な一括処理によりスピーディーに鉄骨モデルを構築し、鉄骨製作の全工程をカバーします。
※CAD/CAMシステム
■CAD(Computer Aided Design)
-パソコン上で設計図を書いたり、製図を行なったりするソフトウェア・システム
■CAM(Computer Aided Manufacturing)-
-パソコン上でNC工作機械の加工プログラム(NCデータ)を作成するソフトウェア・システム
■CAD/CAM
-CADとCAMの両方の機能をあわせ持つシステム。 設計からNCデータの作成までをすべて同じシステム内で行うことができます。
参考:日本ファブテック株式会社(KAPシステム)
http://www.j-fab.co.jp/technology/lineup/kap.html
取合いデップス差を考慮した梁フランジの刃落とし加工や、方杖・デッキ受け・かさ上げ材や仮設金物を自動生成します。
柱仕口部やCFT構造の充填孔や空気抜き孔をロジックによって自動加工します。
CAD機能でファスナー等を生成し、自由に配置が出来て、変更も一元管理しています。 設計図を画面にトレースする事で部材配置のサポートが可能です。同時に複数の人が入力可能となっています。
鉄骨加工をシミュレートするマクロ言語により、新たな取り合い方法が発生してもこのマクロ言語を駆使しご要望に対しても即時対応ができます。
通常の鉄骨関連 BIM ソフトでは入力と同時にモデル化処理を行うため、大型物件においてはレスポンスに問題が生じるケースが多いです。
KAP ではモデル化処理をバッチという形態をとるため、入力とモデル化は別処理で行います。
その結果、数万トン級の処理も可能です。
また、入力は複数人で同時入力ができます。
工区・節・付帯区分・塗装仕様・材料規格・製造工場・建方搬入日等あらゆるグループ単位に分類して出力が可能です。
出力フォーマットをテンプレート化することにより、プログラムを変更することなく各社各様の出力を得る事ができます。
モデル化された工事を同時に複数の人が Web ブラウザを介して閲覧することができ、工事の製造進捗管理にも対応しています。